無線ネットワーク構築プロジェクトにおいて、重要業務エリアの電波を完全カバーするためには、従来は数回の現地調査が必要で、時間がかかり煩雑です。Ruijieクラウド型現地調査機能Wi-Fi heatmapは、ユーザーが入力した間取り図・階高・電波カバー範囲などの条件に基づき、自動で最適なアクセスポイント配置方案を生成します。これにより、人員投入を削減できるだけでなく、調査作業の効率と精度を大幅に向上させることが可能です。
Ruijie クラウド型現地調査機能Wi-Fi heatmap 導入効果
項目 | 従来の手作業による現地調査 | Ruijie クラウド型現地調査機能の導入 |
プロセス | 現地訪問 → 手動計測 → 分析 → 再訪問検証(ループ) → 設計 | 情報入力 → クラウド自動設計 → 設置プラン確定 (ワンストップ) |
人的コスト | 高 (専門家の現地派遣) | 低 (遠隔操作、自動化) |
所要時間 | 長い (数日~数週間) | 短い (数分~数時間) |
精度 | 中 (経験依存、ばらつきあり) | 高 (AIシミュレーション、理論値最適) |
リスク | 高 (見落とし、再調査リスク) | 低 (初期設計の精度向上) |
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Ruijie クラウド型現地調査機能Wi-Fi heatmap 利用イメージ
Wi-Fiヒートマップ機能により、ユーザーは現在進行中の全プロジェクトのヒートマップを一元的に管理できます。
作成済みの設計プランを選択して詳細を確認後、ユーザーは特定フロアに機器を配置し、そのエリアのWi-Fi信号カバー範囲を確認できます。
詳細な使用方法は下記リンクにご参照
https://jacs.ruijienetworks.com/wiki2/article/category/heatmap
今回のバージョンアップに伴うほかの更新項目
(1) Ruijie JaCSのオンラインリリースノートへのアクセスリンクを提供します。
(2) RG-AP9861-Rに限り、RF4(6G)のデフォルトチャネル幅設定をサポートします。
(3) ユーザーは「ヘルプ」アイコンをクリックすることで、Ruijie JaCSで発生した問題を報告できます。
詳細は下記リリースノートにご参照
Ruijie JaCS V2.1.0 Released on July 31, 2025
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JaCS(Japan Cloud System)は、Ruijieのネットワーク機器をクラウド上で導入・監視・管理・保守することのできる統合管理環境を提供するサービスです。集合住宅やホテルなどの利用シーンに合わせて多数の便利機能も開発され、管理集合住宅や管理ホテルのネットワーク管理をより簡単に、利用者のネットワークの体験も向上させます。JaCSは安定したサービスを提供するために、Google Cloudを採用しており、ロードバランサーによる負荷分散、冗長化対策など、システムの高可用性を実現します。自宅や出張先などオフィス以外の場所でも、簡単にJaCSにアクセスできますので、テレワークにも最適です。現在日本市場ではJaCS は40000+機器の導入実績です。